Dreamforce後記 その1〜会場の印象と一日目〜

Atsushi Niida • 2017-12-01

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Dreamforce 2017 in San Francisco

こんにちは。Pardot Consultantの新井田です。

今年もZENofficeから5人のメンバーでDreamforceに参加してきました。

今回初参加の私が、率直な感想とレポート的なものを今更ですがまとめていきたいと思います。

全体的に写真が下手です。すいません。

Dreamforceとは?

Dreamforceは弊社がパートナー契約を結んでいるSalesforce.com主催の、年に一度カリフォルニア州サンフランシスコで開催される世界最大のソフトウェアカンファレンスです。

パートナー、カスタマーを含め世界中から約17万人以上の参加者が集い、SalesforceのCEO、Marc Benioff氏の基調講演や、各製品ごとのKeynoteセッション/スピーチ、Salesforceを学ぶオンラインの学習セット”Trailhead”の体験、スポンサー/ パートナーによる展示”Customer Success Expo”、チャリティイベントやライブイベントなどを含む大規模なイベントで、サンフランシスコの街中はSalesforce一色の様相を示します。

今年は11/6~11/9にかけて四日間で開催されました。

ハイライト

  • 世界91カ国から17万1000名が参加登録
  • 日本からの参加者は約800名
  • 1,000万人がライブ動画配信を視聴
  • 3,200以上のブレイクアウトセッション

~DAY 1

いきなり余談ですが私個人は金曜日の深夜にサンフランシスコ国際空港到着。
Booking.comで予約していたホステルに泊まり、二日間はサンフランシスコをウロウロしていました。
(他のメンバー土日はLAに行ったり、シリコンバレーに行ったりとバラバラでした。)

dreamforce開催前日にはバッジ(入場パス)をもらっておかないと、見たこともないような長蛇の列で待たされるとのことだったので、ヒルトンホテルでバッジと、バックパックをもらいます。

前日ですでにSalesforceの服を着たスタッフがサンフランシスコの中心地の至る所に待ち構えており、登録の方法やその色々と教えてくれます。

バッジをもらう会場PCに登録情報を入力すると水色の首掛けストラップのついたカード的なものが出てきます。
dreamforce参加者は全員これをつけているので、町中に居てもすぐにわかります。

サンフランシスコの会場周辺の中心地を歩いているとすれ違う人の3割くらい(誇張なく)がこれをつけていたと思います。

このバッジについてですが、World Tourなどでもいつも使われているのであまり意識してませんでしたが、O2Oの最たる例だなあなんて思ったりしました。

dreamforce内のスタンプラリー的なものでは、訪れた場所(traildheadコーナーやCustomer Success Expo、展示やセッションなど)のデータがスマホのアプリに連携されて確認出来、各会場に設置してある機械にバッジをかざしても確認が出来ます。
コンプリートすると”Swag”がもらえます。”Swag”については別記事で書きます。
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dreamforce用のアプリ”salesforce Events”はこんな感じです。
dreamforce参加前にWEBまたはアプリでまずは大量のセッションやワークショップなどの中から参加したいものを検索・ソートして選び、予約、ブックマークなどをしていきます。
さらにsalesforceのアカウント情報などを基に、SalesforceのAI、「Einstein」のレコメンドも出てきます。

すると、スケジュールに反映され、次の会場はどこか、などわかるという仕組みになっています。

これがないと大分面倒だっただろうなと思います。

DAY 1

メイン会場のMoscone Center(東西南北と4つあります)のゲートでまず驚きます。
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ハイライトにありますが、全会場で3200セッションあるので全部見るのは完全に不可能です。
チャリティー関連のブースや、フリーのカフェコーナー、ライブステージなど圧巻の場内。

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あらゆる場所でTRAILBLAZERSと言われすぎて、私もTrailをBlazeしてやろうという気持ちになってきます。

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こちらは”Customer Success Expo”への入り口の一つ。

初日からものすごい人です。

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場内のライブステージでは常に何かやってます。

Marc Benioff Keynote

初日に、Salesforce.comの会長兼CEOであるMarc Benioffによる基調講演がありました。
やはりメインの講演なので、1時間前くらいから待たないといけないレベルで、場内も満員だったと思います。

Keynoteのタイトルは、
“We Are All Trailblazers: Customer Success in the Fourth Industrial Revolution”
となっています。

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この講演での発表で主だったところは、すでに様々なニュースメディアや公式サイトで発表されてますが、

  • myEinstein, mySalesforce, myTrailhead, myLightning, myIoT などの”my”シリーズ
  • Googleとの提携

の2つと思われます。
 

また、

  • ガールスカウト
  • ADIDAS
  • 21st Century FOX
  • T-mobile

などの大企業の役員などが登壇し、Salesforce導入の経緯や成果などを動画とともに紹介。

会場内でも至る所に”ADIDAS is A TRAILBLAZER”など、各企業がSalesforceを導入し先進的な効果を上げているというようなことが強調がされていました。

https://www.salesforce.com/dreamforce/
こちらで講演の動画を見ることが出来ます。(英語です)

詳しくは他サイトにも詳細の説明があります。

Salesforceブログ

マイナビニュース様

オルタナティブ・ブログ様

 

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全体的に、他のセッションやKeynoteもそうだったのですが、”the Fourth Industrial Revolution”の強調がものすごかったです。
現在産業は革命期/過渡期にあり、その革命においてもTRAILBLAZERとして最先端を走っている、そして走っていく、というようなメッセージは全般的に共通していたように思います。

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ちょっとwill i am も出てきました。

DAY 1 全体的な印象

予想はしてましたがとにかく広大な、10個くらいある会場でどこへ行っても常に何かしらやってます。
顔ぶれを見ていると、人種や国籍も様々で、チャリティーイベントのみならずDiversityとか、Equalityなどをテーマに社会奉仕なども続けているSalesforceとしてもある程度説得力のあるものに感じました。

また、「学歴がなかったけれど、TrailHeadでSalesforceを使いこなして仕事につけました!この学歴でこの収入が得られるなんて思っても居なかったのですごくうれしいです!」
といったようなツイートなども会場内の動画やKeynote等で紹介されてました。
Salesforce Ecosystemは世界中に広がっているんだな、と当たり前のことを実感したりしました。

次の記事へ続きます。

Dreamforce後記 その2はこちら

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Atsushi Niida
マーケティングプランナーZENoffice株式会社
株式会社セールスフォース・ドットコム認定Pardotコンサルタント。
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