pardotを使い倒そう① pardot「tag」の使いどころ
pardotを使い倒そう ①pardot「tag」の使いどころ
こちらのコーナーでは「pardotを活用しているけどイマイチ使いこなせていない」、
もしくは「これから活用しまくろう!」という方にとって、ぜひ押さえておきたい活用方法を
紹介していきます。
さて、そんなコーナーですが第1回目は「tag」の使いどころについて書きます。
pardotの便利な機能である「tag」ですが、pardotを使い始めて間もない頃は
tagの活用で疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
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tag活用のポイントについて
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タグの基本
タグは「並べ替え」や「整理」、「レポート」、「検索」をする上でとても便利です。
pardotのProspects(見込客)一覧でフィルタをかけるために使われたり、
キャンペーンレポートをタグによって切り分けて見てみたりキャンペーンに紐付けたり、
といったシーンで活用します。
例えば、Prospects一覧で「ホットリード」だけを表示させたい時には、Prospects一覧で
予め設定しておいた「hotlead」タグを選択します。
その他、Prospects(見込客)のスコアに基いてタグを付けたり削除したりするのも有効的です。
見込客の、御社への「関心度」を表わすスコアですが、このスコアによって
異なるメールを送ったり営業担当とコミュニケーションをとる際に、tagを活用すると
情報共有がスムーズになり運用がとてもラクになります。
例えば、Prospectsのスコアが200以上の人だけを表示させるようにtagを
「score200」などといったネーミングで用意しておくと良いでしょう。
もちろんセグメンテーションリストなどで確認することはできますが、
tag機能を使うことで、手軽に素早く見込客の状態をチェックすることが可能です。
タグ追加方法
・見込客の編集画面から手動で付けることができる。
・見込客一覧でテーブルアクションによってまとめて操作できる。
・自動化ルールで付けることができる。
・フォームやファイルなどの完了アクションによって可能。
・タグ付けに関してはインポートも可能(ただしタグの削除はインポート操作不可)
それぞれ、上記のような機能を使う際に、「tag」と書かれた欄が出てきますので
そちらに加えたいtagの名前を入力してください。
既に多くの見込客が存在する場合、後々「tag」の便利さに気付いても
全部付けるのは面倒ですよね。
そんな時に、「Automation Rule(自動化ルール)」を使うと
簡単に設定できます。
(例)名刺情報をインポートした見込客にタグ付けしたい場合
●ルール
⇒Prospects「キャンペーン」が「既存名刺交換顧客へのアプローチ」
●アクション
⇒「Apply tag」、「business-card201603」を入力
また、作成したタグを整理したい時は、「Segmentation」で
「tag」メニューから操作可能です。
tag活用のベストプラクティス
●キャンペーン(マーケティング施策)で使用している「フォーム」や「ランディングページ」、
「メールテンプレート」、「リスト」、「セグメントルール」、「自動化ルール」など
関連付けられているすべてのアイテムにタグを付けることで、後々簡単に見つけることができたり
次回のキャンペーンに活用する上で便利です。
きっかけになったキャンペーンだけでなく、ホワイトリストのダウンロードや
メールテンプレートなど、“何を経由して”見込客になっているかなどが
一目でわかるようになります。
特に、複数のキャンペーンにまたがって使用しているアイテム(画像やロゴ、PDFドキュメントなど)は
フォルダではなくタグ管理をすることで情報が取り出しやすくなります。
⇒アップロードしたコンテンツの一覧画面で、
フィルタをかけて見てみることで欲しい情報をすぐに探せるようになります。
また、今後新たなキャンペーンを実施したり
ドリッププログラム用のリストを作成したりする場合にも
tagを活用していると、より見込客の状態に合ったリストを簡単に
作成できるため、非常に効率良く運用できるようになります。
ただ、あまりtagを作りすぎると逆にわかりにくくなるため
定期的に整理しておくことと、社内で分類について共有しておくようにすることが
重要です。
ぜひ皆さんもpardotのtagを使いこなしてpardot活用の精度を上げていきましょう。
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