pardotを使い倒そう② Search Marketing
pardotを使い倒そう②Search Marketing
マーケティングオートメーションpardotの機能の一つで
SearchMarketingというものがありますが、活用されていますか?
まだ使ったことがない、という方もいらっしゃるかと思いますので
今回はSearchMarketingについてご紹介させていただきます。
Marketing>Search Marketing
Search Marketingには3種類のメニューがあります。
1.KeyWords
キーワード観察は、あなたが重要とする検索キーワードにおいてあなたのサイトが
GoogleとBingでどのような検索順位になっているかを追跡することができます。
また、あなたがGoogleAdwordsでそれらのキーワードで入札した場合に、
月間平均検索ボリュームと競合性と平均クリック単価を見ることができます。
Marketing>Search Marketing>Keywords
(※画像はpardotのKnowledge Baseよりお借りしています)
「+Add Keyword」もしくは「Bulk Import」(一括インポート)より
キーワードと対象のサイトURLを入力。
一括インポートの場合は、改行で区切って複数のキーワードを入力し、
同じく対象のサイトURLを入力してください。
(注)初期ルックアップは48時間程度かかることがあります。
最初の検索の後、データは週1回更新されます。
キーワード表にてキーワードをクリックすると詳細内容も確認でき、
そのキーワードの自然検索結果のTOP20が表示されます。
また、あなたのサイトがキーワードのTOP20にランクインしていない場合は
「Unranked」と表示されます。
正確な値を表示するための十分なデータ量がない場合には「No data」と表示されます。
必要に応じて、キーワードの調査結果を毎週電子メールレポートで受け取ることができます。
(ユーザー設定のpreferencesから選択できます。)
キーワードの登録上限数は、アカウント契約の種類によって異なります。
・Standard:100キーワード
・Pro:250キーワード
・Ultimate:1,000キーワード
2.Competitors
あなたのサイトの競合となるサイトを登録することで、競合と比較してあなたのサイトが
以下の項目に関してどのような状態かを見ることができます。
Marketing>Search Marketing>Competitors
「+Add Competitor」で競合サイトを登録します。
<確認できる項目>
・インバウンドリンク:あなたのサイトへナビゲートされたリンクの数
・Alexaランク:アレクサは、カテゴリやキーワードなどのような基準に基いて、
あなたのサイトのランキングを確認できます。
・ページオーソリティ:あなたのサイトのURLに対して、検索エンジンでの順位において
どの程度評価されているか。
・ドメインオーソリティ:ページオーソリティはページ(URL)に対する評価ですが、
こちらはドメイン名に対する評価です。
・ルートドメインへのリンク数:URLのルートドメインへの内部及びnofollowのリンクを含むリンク総数
・ルートドメイン外部リンク数:URLのルートドメインへの外部リンク数
こちらの競合データについてもキーワードと同じく、メールでレポートを受信することができます。
3.Paid Search
Marketing>Search Marketing>Paid Search
こちらを利用するためには、まず「Google Adwords」のコネクタを接続してください。
そうすると、このような表が表示されます。
(※画像はpardotのKnowledge Baseよりお借りしています)
表示オプションとして、すべてのキャンペーンを表示させるか、アクティブなキャンペーンだけ
表示させるか、一時停止キャンペーンを表示、などフィルタリングできます。
各キャンペーンごとに、Googleで特定のキーワードで検索し、広告をクリックした後に作成された
見込客の数や、その後商談に繋がった数などを確認できるため、ROIの測定がしやすくなります。
キャンペーン名をクリックすると、その中の広告グループの表も確認できます。
同じく広告も確認可能。
これらの機能については、別のツールなどで管理しているケースが多いのではないでしょうか。
もちろん使いやすい方で見ていただくと良いかと思いますが、もし今までこのような
ツールを使ったことがなかった、といった方にとっては一度使ってみてもいいかもしれませんね。
pardotのインターフェースでこれらすべて確認ができるため、
効率的に管理ができるのではないでしょうか。
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