pardotを使い倒そう⑤ 自動化するためにどの機能を使うべき?
pardotを使い倒そう⑤自動化するためにどの機能を使うべき?
マーケティングオートメーションpardotを活用するにあたって、自動化するための
機能はいくつかあります。
AutomationRule(自動化ルール)
SegmentationRule(セグメンテーションルール)
CompletionAction(完了アクション)
DynamicList(動的リスト)
慣れない内はどのようなシーンで、どの機能を使うべきか悩む方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
今回は、いくつかのシナリオに合わせて適した機能をご紹介します。
あなたが使いたいシーンに合わせて使ってみましょう。
シナリオ① Webサイトにてホワイトペーパーをダウンロードするためにフォームを送信
Webサイトから見込客を獲得するためによく使われる資料ダウンロード用フォーム。
例えば、あなたがターゲットとする業界に関連するホワイトペーパーをWebサイトに設置した場合、
見込客情報を取得するため、ダウンロード用のフォームを用意していると思います。
お客様がそのフォームを送信した際に、お礼メールを自動的に送信し、ダウンロードがあったことを
社内のメンバーに通知したい。
そんな時に活用するのは「CompletionAction」が適しています。
名前の通り、見込客のアクションが「完了」した際に起こすアクションです。
今回の例では「フォーム送信」が「完了」した時にメールを送信したいのでこちらを使用します。
シナリオ② 一度限りの見込客リスト
あなたは関西エリアにいる見込客リストを抽出したい。そしてそのリストは必要なタイミングで
その時限りで欲しい情報である場合。
SegmentationRuleの使用が適しています。
見込客の登録情報の中から必要な条件を指定し、その条件を満たす見込客を抽出したい場合、
かつそのリストが1回限り使用するものである場合にSegmentationRuleを使用します。
シナリオ③ 複数回実行するルールが必要な場合
見込客が正常にフォームを送信し、その際に「B+」よりも大きなグレードの場合、
Salesforceのタスクを作成したい。さらにそのルールは見込客がフォームを送信する度に
毎回実行させたい。
このケースで適しているのは、AutomationRuleです。
このように、1回限りのアクションではなく、毎回実行させたい場合などは
AutomationRuleを使用します。
シナリオ④ リストに加えたり削除したり動的に更新したい
あなたはドリッププログラムで使用するためのリストとして、
スコアが100より大きく、少なくともB+よりも大きなグレードを持つ見込客リストを作りたい。
そのリストは複数回実行するルールとして自動的に更新されるようにしたい。
このケースで適しているのはDynamicListです。
DynamicListは、リストを「更新したい」時に使用します。
今回の例のように、スコアやグレードは見込客の行動や登録情報の更新などによって
変動します。そのためリストも自動的に更新されるDynamicListが便利です。
以上、4つのシナリオをご紹介しましたが、あなたが求める使い方はありましたでしょうか?
上記の例を参考に、近い使い方などあなたの使用したいシーンに合わせて
4つの機能をぜひご活用ください。
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