pardotを使い倒そう⑤ 自動化するためにどの機能を使うべき?

Yuki Kawabuchi • 2016-05-17

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pardotを使い倒そう⑤自動化するためにどの機能を使うべき?

マーケティングオートメーションpardotを活用するにあたって、自動化するための
機能はいくつかあります。

AutomationRule(自動化ルール)
SegmentationRule(セグメンテーションルール)
CompletionAction(完了アクション)
DynamicList(動的リスト)

慣れない内はどのようなシーンで、どの機能を使うべきか悩む方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

今回は、いくつかのシナリオに合わせて適した機能をご紹介します。
あなたが使いたいシーンに合わせて使ってみましょう。

シナリオ① Webサイトにてホワイトペーパーをダウンロードするためにフォームを送信

Webサイトから見込客を獲得するためによく使われる資料ダウンロード用フォーム。
例えば、あなたがターゲットとする業界に関連するホワイトペーパーをWebサイトに設置した場合、
見込客情報を取得するため、ダウンロード用のフォームを用意していると思います。

お客様がそのフォームを送信した際に、お礼メールを自動的に送信し、ダウンロードがあったことを
社内のメンバーに通知したい。
そんな時に活用するのは「CompletionAction」が適しています。

名前の通り、見込客のアクションが「完了」した際に起こすアクションです。
今回の例では「フォーム送信」が「完了」した時にメールを送信したいのでこちらを使用します。

completionaction

シナリオ② 一度限りの見込客リスト

あなたは関西エリアにいる見込客リストを抽出したい。そしてそのリストは必要なタイミングで
その時限りで欲しい情報である場合。

SegmentationRuleの使用が適しています。

見込客の登録情報の中から必要な条件を指定し、その条件を満たす見込客を抽出したい場合、
かつそのリストが1回限り使用するものである場合にSegmentationRuleを使用します。

segmentationrule

シナリオ③ 複数回実行するルールが必要な場合

見込客が正常にフォームを送信し、その際に「B+」よりも大きなグレードの場合、
Salesforceのタスクを作成したい。さらにそのルールは見込客がフォームを送信する度に
毎回実行させたい。

このケースで適しているのは、AutomationRuleです。

このように、1回限りのアクションではなく、毎回実行させたい場合などは
AutomationRuleを使用します。

automationrule

シナリオ④ リストに加えたり削除したり動的に更新したい

あなたはドリッププログラムで使用するためのリストとして、
スコアが100より大きく、少なくともB+よりも大きなグレードを持つ見込客リストを作りたい。
そのリストは複数回実行するルールとして自動的に更新されるようにしたい。

このケースで適しているのはDynamicListです。

DynamicListは、リストを「更新したい」時に使用します。
今回の例のように、スコアやグレードは見込客の行動や登録情報の更新などによって
変動します。そのためリストも自動的に更新されるDynamicListが便利です。

dynamiclist1

dynamiclist2
以上、4つのシナリオをご紹介しましたが、あなたが求める使い方はありましたでしょうか?

上記の例を参考に、近い使い方などあなたの使用したいシーンに合わせて
4つの機能をぜひご活用ください。

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Yuki Kawabuchi
Marketing DirectorZENoffice株式会社
マーケティング施策を包括的に把握した中で、戦略設計からコミュニケーション企画まで全体設計及び施策運用支援をご提供。 株式会社セールスフォース・ドットコム認定MarketingCloudコンサルタント、認定pardotコンサルタント、認定sales cloudコンサルタント。
pardotドリッププログラムベストプラクティス自動化

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