マーケターに役立つChrome拡張機能 ~Part1~
Chrome拡張機能なしではもう仕事ができません
マーケターとひとくくりにすると、仕事は相当多岐にわたります。
市場調査、SEOやCVR向上などのサイト最適化、PM的な業務、さらにグロースハッカーなどになると技術/開発的な面など、色々な技術や知識が求められます。
ですが、今日ではツールが非常に充実しているので、数年前なら数時間、数日かかっていたようなことも一瞬で完結できるようなことが日に日に増えているように感じます。
そういった便利ツールを知っているか知っていないかだけで業務効率、いわゆる「生産性」に大きく差が出るということも多いはずです。
特にWEBブラウザの中でもgoogle chromeをメインに使っている場合、ビジネス / 個人に関わらず拡張機能は欠かせない要素でしょう。
かく言う僕もその一人で、だいたい10個くらいの拡張機能は常にバーに並んでいます。
chrome web storeには拡張機能が大量にあったり、似たようなツールやサポート終了っぽいものなども多く、そもそも普段の業務に追われているとそんな時間もなく、探す気がなくなります。。
そこで今回は、個人的に気に入っている拡張機能をいくつかご紹介致します。
1. One Tab
https://chrome.google.com/webstore/detail/onetab/chphlpgkkbolifaimnlloiipkdnihall
まずはOne Tabです。
これはすでに使っている人が多いのではないでしょうか?
何か調べ物をしたり、ブラウザアプリを使用しているときなど、タブは無限に増えていきます。
タブが増えまくると一つのタブの幅が限りなく狭くなり、小さい山みたいな形になってきます。。
このOne Tabは、ボタンを押すと一つのタブにそのウィンドウ内のすべてのタブのリンクを並べて整理してくれます。
さらに日付ごとに分かれていて、後からも見やすく、復元もしやすくなっています。
Chromeのメニューバーの履歴から「12個のタブをすべて復元」みたいなことも出来るのですが、こちらのほうが一つひとつのタブの復元などを簡単に出来ますし、結構前のタブも残っていたりするので確実に便利です。
2. Awesome Screenshot
https://chrome.google.com/webstore/detail/awesome-screenshot-screen/nlipoenfbbikpbjkfpfillcgkoblgpmj
マーケターでなくとも、ブラウザの表示内容のスクリーンショットを撮りたいということはよくあると思います。
例えば僕の場合だと、Google Analyticsなどを見ていて、社内で簡単に「こうなっていますよ」みたいなやり取りをする時、まずはスクショを撮ってslackで共有したりします。
僕はmac使いなのでcommand+shift+4
で写っている範囲のスクショはとれるのですが、ページ全体などは撮れないので、この拡張機能は多用しています。
Awesome Screenshotは、
- Capture visible part of page 今見えている部分をキャプチャ
- Delayed capture 少し遅れてキャプチャ(マウスオーバー表示などを撮るときに便利)
- Capture selected area 選択範囲をキャプチャ
- Capture entire page ページ全体をキャプチャ
- Select a local image ローカルから画像をアップロードして編集
- Capture desktop デスクトップ画面全体をキャプチャ
- Record Screen キャプチャ動画を撮る
- My recordings 撮った動画一覧
と、かなり機能が豊富で、さらにキャプチャしたものはブラウザ上の簡易画像エディタ的なもので編集出来ます。
サイト制作時などのブラウザでの見た目の編集、修正のディレクションや、GA等データのスクリーンショットにキャプションを付けるなどの作業がブラウザで出来てしまうというわけです。
また、アカウントを作成することでマイページに画像を保存、またシェアすることで、複数人でコメントをつけるような作業も出来るようです。
3. Checker Plus for Gmail
https://chrome.google.com/webstore/detail/checker-plus-for-gmail/oeopbcgkkoapgobdbedcemjljbihmemj
これにも僕は相当助かっています。
仕事のメールはメインでgmailを使っているのですが、この拡張機能はgmail受信をお知らせしてくれます。
いちいちチェックするのは面倒なので、こういう機能が何故gmailにもともと無いのか、とか疑問に思ったりもするのですが、しょうがないのでこれをずっと使っています。(Labsにはあるかもしれません)
設定も結構詳細にできて、複数アカウントの通知も可能なので、すごく重宝しています。
4. ColorPick Eyedropper
https://chrome.google.com/webstore/detail/colorpick-eyedropper/ohcpnigalekghcmgcdcenkpelffpdolg
デジタルマーケティングやIT関連の仕事で、WEBサイトの表側に関わるような場合、デザイン的な部分、あるいはhtmlやCSSを多少いじったりすることはよくあるのではと思います。
僕はまさにそれで、たまたまPhotoshopを多少使えるがために少し制作っぽいようなこともしたことがあるのですが、このColor Pickerはブラウザで表示している色をピックしてhex、またRGB、HSLをコピー出来ます。
恐らく制作をしている方には馴染みのある拡張機能なのでは無いでしょうか?
マーケターにとっても、サイト上のCTAやバナーなどの改善の際にはある程度デザイン的要素は絡んできますので、あると便利な機能だと思います。
拡張機能紹介PART1
あまりマーケティング目線メインという感じではなくなってしまいましたが、思っていたより長くなってしまったので、次回に続きます。
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